2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

 鳩山首相の政治資金問題がようやく峠を越えたと思ったら、こんどは幹事長の小沢さんの政治資金問題だ。マスコミは連日この問題を取り上げ、内閣の支持率は急落だと言う。

当然だろう。国民は政治資金の問題では今まで散々「政治」に裏切られた思いだ。先の総選挙で民主党が大勝して、半世紀ぶりに「政権交代」が実現したのも、新政権にクリーンな今までの自民党政権とは「違った」政治を期待したからに他ならない。 私が心配する…

 ?井の中の蛙?とはよく言ったものだ。渦中にいると、ものの本質や良さが見えにくい。ということで、最近は出来るだけ機会を作り、外側から福山の街づくりを考えることにしている。

先日、久しぶりに上京した。仕事の出張のため、一泊して会議と懇親会に出席しただけで、「とんぼ返り」と言っていい慌しい「旅」であったが、得るところは多々あった。 日頃の出張と言うと見飽きた景色で、ほとんど居眠りで過ごすが、今回は往復とも新幹線の…

現在、福山は県東部の中核市として、広島市に次いで県内第2位の地位を占めているが、その地位とは裏腹に県政の「西高東低」が指摘されて久しい。

歴史的に見て、中央政権から遙かに重視されてきた備後地方が、今日のように「西高東低」を甘んずるようになったのは、実に今から450年前の戦国時代にさかのぼる。西隣の安芸の国に毛利元就という英雄が現れて、備後国を征服したことによる。広島県を構成…

 先日、備陽史探訪の会のバスツアーで、倉敷市真備町周辺を訪ねた。題して「下道氏と金田一耕助に出会う旅」…。

下道氏は奈良時代、右大臣吉備真備を出した古代豪族で、矢掛から真備町一帯が本貫地。古墳や関連の史跡がたくさん残っている。が、今回は、史跡は二の次、一番関心があったのは、金田一耕助と出会う旅。真備町は金田一耕助の生みの親、横溝正史が戦中戦後の…

石見銀山と鞆

11月4日、我が福山市に世界遺産の評価・調査を担当する国際記念物遺跡会議(イコモス)の会長さんがやって来た。理由はいわずと知れた、「埋め立て架橋」でゆれる鞆の浦の視察だ。視察を終えたグスタボ・アローズ会長は「海と陸側の町並みなど、歴史的に…

道路標示標識を分りやすく

最近良く耳にするのは、高速道路の「逆走」の話題だ。 例えば、こうした事例だ。2009年1月21日、東京都世田谷区北鳥山の中央自動車道下り線で小型トラックが逆走し、追越車線を走行中の大型トラックと正面衝突して小型トラックの男性運転手が死亡。幸…